- このやり方で合っているかな?
- これをしたら怒られないかな?
オンライン秘書として働くうえで、このような不安から、常に人に指示を仰いでしまっていませんか?
正しいやり方が分からず判断できないとき、このように思ってしまいがちですが、正解を見つける必要はないんです。
この記事では、正解を探すのではなく、自分なりに考えて行動するための「自分で考えるクセをつける方法」について紹介します。
正解探しがNGな理由
仕事において、正解はありません。
たとえば、クライアントに資料作成を依頼された場合、以下3つの方法が考えられます。
- テンプレート通りに作成する
- クライアントに確認しながら作成する
- 自分の考えを盛り込んで作成する
テンプレート通りに作成すれば、間違いなく正解になるでしょう。しかし、クライアントのニーズを十分に満たしていない可能性があります。
クライアントに確認しながら作成すれば、間違いは少なくなりますが、クライアントの時間を奪ってしまう可能性があります。
自分の考えを盛り込んで作成すれば、クライアントのニーズをより満たすことができますが、反面間違っている可能性もあります。
このように、クライアントの状況や考え方によって、最適な方法は変わってきます。
そのため、正解探しに時間を費やしても、結局は答えが見つからないということになり、得策ではありません。
自分で考えるクセをつける4つのポイント
正解はないのですから、自分なりに考えて行動することが大切です。
常に人に指示を仰いでばかりいると、自分で考えることのできない人と思われてしまいます。自分で考えることで、自分の意見を持てるようになりましょう。
ここでは、自分で考えるクセをつける4つのポイントを紹介します。
- クライアントのニーズを理解する
- 自分の意見を持つ
- 失敗を恐れず、行動する
- フィードバックをもらい、自分の意見をブラッシュアップする
どれか一つだけを実行するというよりも、この流れを繰り返すことで、自分で考えるクセが身についていくことでしょう。
クライアントのニーズを理解する
自分の意見を持つための第一歩は、クライアントのニーズをしっかり理解することです。
具体的には、以下のような事柄です。
- クライアントの課題や目標を把握する
- クライアントの価値観や考え方を理解する
これらを理解すると、クライアントが何を期待しているのか、何を達成したいのか把握できて、自分なりの考えを整理しやすくなります。
自分の意見を持つ
クライアントのニーズを理解したら、自分なりの考えをまとめてみるのが大切です。
クライアントの立場に立って以下の点を意識してみましょう。
- クライアントのニーズを満たすためには、どのような方法があるか?
- それぞれの方法のメリットとデメリットは?
- 自分ならどのように進めるか?
検討してみたら、自分の考えをしっかりと伝えることを意識してみましょう。
そのためには、日々情報収集を欠かさないことも大切です。
失敗を恐れない
失敗を恐れて、何も行動しないのはもったいないことです。行動しなければ、成長できないからです。どんどんチャレンジすることで、経験値を積み上げていきましょう。
行動した結果、失敗したと思うようなことがあっても、学びの機会と考えれば次に生かせるようになります。
失敗を恐れずに行動することで、自分なりに考えて行動する力も鍛えることができます。
フィードバックをもらう
自分の意見を伝えたら、フィードバックをもらうようにしてみましょう。フィードバックは自分の考えを客観的に見れるいい機会です。
フィードバックは、意見を改善するためのものであって、意見を否定するためのものではありません。
改善点が多いフィードバックをもらったら、凹む必要はありません。成長する機会を頂いたととらえ、今後に生かす方法を考えていきましょう。
( 画像制作:みやこさん )
まとめ:自分の意見を持ってチャレンジすることが大切
オンライン秘書は、正解探しをするよりも、自分なりに考えて行動することが大切です。
自分の意見を持ち、クライアントのために最善の仕事をすることで、「自分の意見でものごとを判断できる人」と思われ、クライアントからの信頼を得られるようになるでしょう。
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