フリーランスやオンライン秘書として活動していくなら、WordPressで自分のWebサイトやブログを作るのがおすすめです。
Webサイトにポートフォリオを載せることで、新しい仕事を受注するきっかけにもなります。そして自分で作ったWebサイトやブログがあると、WordPressを使える実績としてクライアントに提示が可能です。
本記事では、WordPress初心者にもおすすめのレンタルサーバーを紹介します。
※本記事で紹介しているツールの情報は2024年3月時点のものです。
レンタルサーバーとは?
レンタルサーバーは、Webサイトやブログなどの情報を保管して、インターネット上に公開するための場所を提供するサービスです。たとえばお店を始めるときには、場所=土地がないとお店を始められません。
レンタルサーバーには、共用サーバー・専用サーバー・仮想専用サーバーがあります。
WordPressで個人サイトを作る場合、お手頃な価格でレンタル可能な共用サーバーが使われることが多いです。
レンタルサーバー選びのポイント
レンタルサーバーを選ぶときにチェックしたい、5つのポイントについて解説していきます。
自分に合ったレンタルサーバーを選ぶときの参考にしてください。
1.目的にあった料金プラン
自分が作りたいサイトの種類や目的から、レンタルサーバーにかけられる費用を検討します。
レンタルサーバーの費用は毎月発生する固定費となります。必要な機能が揃っていて、適性な価格帯のサービスを探してみましょう。
画像や動画が少ない個人のWebサイトなら、メモリは小さい容量でも対応可能です。
自分のWebサイトに必要な機能や性能を調べ、条件が合うレンタルサーバーの中から低価格のものを選ぶとよいでしょう。
2.初心者にもわかりやすい画面
管理画面のわかりやすさは、初心者の方がレンタルサーバーを選ぶ際の重要なポイントとなります。
とくにWeb系の知識があまりない方は、わかりやすい管理画面のレンタルサーバーを選ぶほうが安心です。
3.WordPressが簡単に設定可能
あまり知識がない方が、WordPressでサイトを作ることは意外と難しいです。WordPressの設定が簡単にできるレンタルサーバーを選ぶと、この点がスムーズになります。
最初の時点で挫折しないためにも、簡単にWordPressを設定できるサービスがあるレンタルサーバーを選びましょう。
4.サポートが充実している
一般的には、WordPressサイトの作り方は検索すれば出てきます。しかし、検索して情報を探しながら、作業をするのは大変です。
とくに作業が順調に進むか不安がある方は、カスタマーサポートサービスが充実しているレンタルサーバーを選ぶとよいでしょう。
電話やチャットですぐに聞けるサービスがある会社を選ぶと安心ですね。
5.自動バックアップ機能がある
データを自動でバックアップしてくれる機能があるレンタルサーバーを選ぶと、万が一のときも安心です。
トラブルでデータが消えてしまった場合、データがなければ、最初からやり直しとなります。
とくに初心者は作業にも慣れていないため、自動でバックアップする機能があれば、安心して作業をすることができます。
おすすめレンタルサーバー3選
ここでは、個人サイトにおすすめのレンタルサーバーを3つ紹介します。
Xserver(エックスサーバー)
Xserver(エックスサーバー)は、国内シェアNo.1の実績があるレンタルサーバーの会社です。超高速で大量アクセスにも強く、機能も充実しています。
<オンライン秘書がWebサイトやブログを作る場合におすすめのスタンダードプラン>
初期費用 | 無料 |
月額 | スタンダート 990円~ |
無料お試し期間 | 10日間 |
容量 | スタンダート300GB |
無料独自ドメイン(インターネット上の住所となるもの) | 2つ |
無料独自SSL(セキュリティ対策の1つ) | あり |
WordPressの簡単インストール機能 | あり |
利用料金は安くはありませんが、初心者が使いやすい管理サイト、安心・安全な運用実績と充実のサポート体制が整っています。
メールサポートは24時間365日利用できる点も、初心者には魅力的です。
ConoHa Wing(コノハウイング)
ConoHa Wing(コノハウイング)は、GMOインターネットグループ株式会社が運営するレンタルサーバーの会社です。
Webサーバーの処理速度は、国内最速というデータもあります。
<オンライン秘書がWebサイトやブログを作る場合におすすめのベーシックプラン>
初期費用 | 無料 |
月額 | ベーシック 1,452円~ |
無料お試し期間 | なし |
容量 | 300GB |
無料独自ドメイン(インターネット上の住所となるもの) | WINGパックは独自ドメイン2つまで無料 |
無料独自SSL(セキュリティ対策の1つ) | あり |
WordPressの簡単インストール機能 | あり |
さくらのレンタルサーバ
さくらのレンタルサーバでは、低価格のプランから法人向けプランまで取り扱っています。
東証プライム市場の上場企業が運営し、サーバー運用実績も26年以上あります。
<オンライン秘書がWebサイトやブログを作る場合におすすめのスタンダードプラン>
初期費用 | 無料 |
月額 | スタンダード 425円~ |
無料お試し期間 | 14日間 |
容量 | 300GB |
無料独自ドメイン(インターネット上の住所となるもの) | なし |
無料独自SSL(セキュリティ対策の1つ) | あり |
WordPressの簡単インストール機能 | あり |
利用料金が安めに設定されているさくらのレンタルサーバ。個人サイトやブログに使われています。
おうち秘書ナビ(当サイト)は「さくらのレンタルサーバ」を使用しています。
レンタルサーバーのよくある疑問
ここからはレンタルサーバーを検討していて、初心者の方がよく疑問に思うことについて紹介します。
レンタルサーバーを利用せずにWebサイトやブログを作れる?
WordPressで個人サイトを作る場合は、レンタルサーバーがないと作れません。
Amebaブログ、はてなブログなどのブログサービスで個人サイトを作ることもできますが、WordPressが使えるとオンライン秘書としての仕事の幅が広がります。
オンライン秘書を目指しているなら、ぜひWordPressで自分のWebサイトやブログを作ってみましょう。
独自ドメインの取得は可能?
独自ドメインの取得は可能ですが、紹介したレンタルサーバー会社のうち、さくらのレンタルサーバは独自ドメインの取得が有料となります。
セキュリティ対策は万全?
紹介した3社とも、無料独自SSLのサービスがあります。
SSLとは、インターネット上でやり取りする情報を暗号化して送受信するための仕組みです。SSL化されていないWebサイトは、データが暗号化されていません。
データが暗号化されていないと、個人情報を入力した際に通信途中で個人情報が盗まれるリスクがあります。
Webサイトを見る際に、「保護されていない通信」という表示をアドレスバーで見かけたことはありませんか。
Webサイトを見る方に不安を与えないためにも、まずできるセキュリティ対策としてSSL化は必須です。
オンライン秘書が作るWebサイトやブログは、クライアントに提示する場合もあります。そのため信頼あるサイトを作ることは、必須事項となります。
あとからレンタルサーバーを変更できる?
変更できます。ただし、WordPressのデータ移行の作業が発生します。レンタルサーバーの中には、引っ越しのためのツールがある会社もあります。
しかし、思わぬ不具合が発生する可能性がありますので注意が必要です。
携帯を機種変更するように簡単にはできませんので、最初から自分に合ったレンタルサーバーを選べるといいですね。
まとめ:自分に合うレンタルサーバーの会社を選ぼう!
WordPressでWebサイトやブログを作ろうと思った場合、レンタルサーバー会社との契約は必須となります。
引っ越しのためのツールがある会社もあるとはいえ、レンタルサーバーの会社を変更すると多くの作業と手数料がかかる場合があります。
そのため比較検討して、自分にあったレンタルサーバーを最初から選ぶのが大事です。
今回の記事を参考に、初心者の方にもわかりやすいレンタルサーバーの会社を探してみてくださいね。
そして、ご自身のWebサイトやブログ作成に向けて、最初の一歩を踏み出してみましょう!