- 仕事の話はできるけど、雑談が苦手
- 早くクライアントとの信頼関係を構築して、スムーズに仕事したい
このように思うことはありませんか?
オンライン秘書として働く中で、クライアントやチームメンバーとの信頼関係を築くことは必要不可欠です。信頼関係が築ければ仕事の効率が上がり、より質の高いサポートを提供できます。
この記事では、信頼関係構築において欠かせないスキルの一つである「雑談拾い力」について焦点を当てていきます。
雑談拾い力が信頼関係構築につながる理由
「雑談拾い力」とは、たとえばクライアントやチームの仲間が何気なく書き込んだ、仕事に直接関係ないような話題でも、しっかりとキャッチして、それに反応する力のことです。
その雑談拾い力が信頼関係を築くことにつながる理由は以下の2つです。
- 相手を理解するきっかけになる
- 相手に親近感を持ってもらうことができる
順番に説明します。
相手を理解するきっかけになる
雑談を拾っていくことによって、相手の趣味や興味、考え方など、普段は見えにくい部分を知ることができます。
たとえば、クライアントが「久しぶりに運動したら筋肉痛です」と書き込んだとします。
そういうときはチャンスです。
「どんな運動したんですか?」「私も運動不足なので運動しなきゃなと思ってるんです」など、その書き込みがきっかけで会話を広げることで、相手のことを知り、より深く理解できるようになっていきます。
共通点が見つかったり、お互いの人柄も知れたりするので、こういうことの積み重ねで、信頼関係を築いていくことができます。
相手に親近感を持ってもらうことができる
雑談には相手との距離を縮める効果があります。
何気ない話題を拾うことによって、話をよく聞いてくれているな、気にかけてくれているな、と相手は嬉しく思います。
一度されてうれしく感じたことは、同じように返そうとするので、何気ないきっかけで会話が続いていくようになります。
そういったことから心理的距離感が近くなる効果があり、親近感を持ってもらうことができます。
雑談拾い力を磨く方法
雑談拾い力を身につけるには、以下の方法があります。
- 相手の発言をよく聞く
- 相手の興味や関心を探る
- 自分から話題を振る
雑談拾い力を身につけるためには、まず相手の話をよく聞くこと。相手の話に興味をもって、理解するように心がけることが大切です。こちらから話題を振ることも積極的に行うようにすると、会話がはずんでいきます。
よくやりがちなのが、「自分宛てのメンションや仕事の話にしか反応しない」というもの。
せっかくの自己開示も、反応がないと「自分自身には興味をもってもらえていない」と感じ、少し寂しく感じてしまいます。
相手を知る努力をすることが、仕事においても信頼関係を築いていく一歩となります。何気ない書き込みも見逃さず、会話を広げていきましょう。
まとめ:ちょっとした行動の積み重ねが信頼につながる
直接仕事に関係がないからといって、雑談に反応しないのはもったいないことです。雑談から共通の話題を見つけ、人柄や考え方を知ることで、心理的距離感を縮めることや信頼関係を築いていく手助けとなります。
相手に興味を持ち、普段からコミュニケーションを大切にする意識を持つことが大切です。
普段から相手を知る努力をすることで、信頼関係を築いていくことにつながります。何気ないコメントを拾うのはちょっとしたことですが、そういう行動の積み重ねが信頼を築く一歩となります。ぜひ、雑談を拾っていくようにしてみましょう。
( 画像制作:みやこさん )
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