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苦手を任せたら強みを生かせるように!

すがいあきこさん/オンライン秘書、ライブハウス・法律事務所勤務、イベントスタッフ

オンラインとオフラインを行き来しながらパラレルワークをされている、すがいあきこさん。障がい者をきょうだいに持つ20代、30代の仲間が集まるファーストペンギンの代表もされています。

ぽぽさん

おうち秘書サロンのステップアップ講座「秘書チームディレクター養成講座」同期の私(ぽぽ)とおぐなつさんで、すがいさんの働き方、ディレクター講座、最近のマイブームについて伺いました。

目次

現在の働き方

現在はライブハウスと法律事務所で働きつつ、オンライン秘書やイベント関係の仕事もしています。

以前はライブハウスの正社員でしたが、コロナ禍でフリーランスになったのをきっかけに、ライブハウスは引き続き、新たに法律事務所でも働くようになりました。法律事務所では、契約内容の確認や書類対応、弁護士への取り次ぎなどの事務まわりをしています。

すがいさん

イベント関係のスタッフの依頼も多く、ライブハウス、法律事務所、オンライン秘書、イベント関係とパラレルに働いています

オフラインから生かせることを探した入会当時

おうち秘書サロンは、2021年の1月に入会しました。当初3か月限定だったサロンが延長したタイミングですね。イケハヤさんのYouTubeで「オンライン秘書」という単語を知り、ゆりえもんさんのX(旧Twitter)をフォローして、メルマガに登録したのがきっかけです。

入会したときは、オフラインから生かせることを探していました。
というのもライブハウスでは、現場で顧客対応(フロントオフィス)をしているのですが、一方でシフトを組んだり、マニュアルを作ったり、出演者とのやりとりをしたりなど、バックオフィス的なこともしていたんです。

サロンにはミッションがあって、スプレッドシート関係のものもあるんです。スプレッドシートは仕事で使用していたので、まずはそこからやってみました。少し勉強の必要性を感じましたが、ミッションを通してこういうこともできるんだ、もっと使えるようになれたら仕事に生かせると思えました。

サロン内では、参加できそうなお部屋にいってみたり、イベントに参加したりしていましたね。

おぐなつさん

マニュアル作成や、出演者との調整など、既にオンライン秘書的な働きをされていたんですね。

すがいさん

そうですね。ライブハウスの仕事と通ずるところがあるなと感じました。

案件応募から始まったオンライン秘書のステップアップ

ぽぽさん

どのようにしてオンライン秘書としてステップアップされたんですか?

まずはサロン内のお仕事募集部屋の案件に応募しました。入会して1〜2か月くらいだったと思います。
シフト作成の案件があって、ライブハウスでの経験をそのまま生かせると思い応募して、採用されたのが初めてのオンライン秘書としての仕事でした。

あとは、文字起こしの案件ですね。当時タイピングはそこまで早くありませんでしたが、これならできるかもしれないというのと、文章を書いたり整えたりすることは好きだったので、応募したら受かりました。

ぽぽさん

そのあとはどうやって仕事を獲得したんですか?

すがいさん

「オンライン秘書をやっています」とSNSで発信したら、興味を持ってくれる知人が少しずつ現れて。
「オンライン秘書を頼んだ人が『よかった』というので私も頼みたい」みたいな感じで、依頼が広がっていきました。

おぐなつさん

口コミが依頼につながるって、信頼されてる証ですね。

オンライン秘書業務の仕事の広がり

「文字起こし」や「シフト作成」は明確な依頼ですが、ざっくりした依頼もあります。

たとえば、クライアントは仕事を手伝ってほしいけど、依頼内容が具体的に決まっていない場合ですね。
依頼内容が決まっていない場合、「何しましょうか?」「何できます?」「何が頼める?」と、お互いにお見合いみたいになってしまうことがあります。
こういう時は、まず小さな仕事から始めることで、クライアントも何を依頼できるのかわかり、具体的に指示をしやすくなるようです。

実際に、「とりあえず領収書整理からはじめてみる?」から始まった案件が、話していくうちに「Instagramやりたいけどどうしたらいい?」「クラファンをやりたいんだけど」「ファンクラブを立ち上げたい」など、どんどん他の業務にも発展しています。

すがいさん

ひとつ仕事をすることで、アメーバ的に広がっていくんです。

私は何かに特化しているわけではないので、会話の中で「これは、こうするのはどうですか?」「これは、この人に頼んでみましょう」など提案しています。話を聞きながら、状況に合わせて最適な方法を探していくのが楽しいんです。

秘書チームディレクター養成講座受講のきっかけ

ぽぽさん

秘書チームディレクター養成講座(以後D講座)受講のきっかけを教えてください。

自分には強みがないと思い込んでいたんです。たとえば動画編集ができます、など何かに特化して得意なものが言えない。
でもいろいろと相談されることが多く、人を紹介したり、間に入ることが結構ありました。

それに腹が立ってた時期もあったんです。「みんな私に言えばなんとかなると思って!」って。
それで嘆いていたら、知人に「解決してくれそうだから言うんだよ」って言われて。
あ、そうか。なに腹立ててたんだろうって思いました。

おぐなつさん

以前ご自身のことを「なんとかする人」って発信されていましたが、まさにそうですね。

最初はディレクターという肩書きに尻込みしちゃってたんです。でもよく話を聞いたり、ゆりえもんさんの発信を見たりしていると、間に入ることも仕事になると知ったんです。何よりも、調整するのは苦じゃなかったんです。たまに腹が立つこともありますけど(笑)

人と人の間に入る仕事が「ディレクター」なのか、と。
実際どういうことなんだろうと思って、D講座を受講したんです。

すがいさん

受講したのはとても忙しい冬の時期だったので、発表会も閉店後のライブハウスから洗い物をしながら参加することもありました。

D講座を受講して変わった、信じる心

ぽぽさん

D講座を受講して変わった事はありますか?

すがいさん

怖いけど、以前に比べて人に任せられるようになったことですね。
得意じゃないことや弱みを自分自身でスキルアップすることも大切なんですが、時には得意な人に任せたほうが、事業が加速するな、と。

ぽぽさん

オンラインとオフラインでは変わりますか?

ライブハウスの社員時代はフルタイムで現場に出勤するのが当然だったんですが、コロナ禍でフリーランスになったので、私としてはライブハウス以外にもいろんな現場に行きたいし、私がいなくても回る現場を作る必要がありました。

それで、

  • メンバーとの信頼関係を作って
  • 適切な準備をして
  • 指示や共有をして
  • あとは信じる心を持つ

こういうことを意識するようになりました。それはオンラインでもオフラインでも一緒ですね。

そうすると、働きたい人に仕事をお願いできて、雇用や仕事を生み出せる。
自分も別のところでスキルアップして、自分の強みを生かせるところに行けばいい。時には、別のところで得た経験やスキルを、また別のところで生かす。
みんなハッピーなんですよね
無理に1か所に留まる、自分だけで抱え込んでパンクしちゃう、といった悩みを抱えなくてよくなるんです。

最近のマイブームは講座受講

ぽぽさん

最近いろいろな講座を受けていると聞きました。

最近のマイブームは、スキルアップのための講座受講なんです。

最近は、デザイン添削をお願いしてみました。たまにチラシなどを作るので、デザインの断片的な知識はあるんです。一応意図があって、この配置、色、フォントにしているけど、果たしてこの制作物はデザイナーさんから見てどう評価されるんだろうと。

あとは、名刺作り講座を受けました。デザイナーさんに添削してもらいながら名刺をつくってみようと思って。立て続けにデザイン系の講座を2つ受けました。面白かったです。

今は単価アップ集中講座を受けています。自分の価値を適正に見積もっていく、学びのある講座です。

どの講座を通しても言えるのが、講座を受けることで今までふんわりしていた考えや行動に自信を持てるようになって、動けるようになるということ。

おぐなつさん

今までやっていたことに根拠をつけられる

ぽぽさん

根拠をつければ自信にもなりますよね。

すがいさん

さまざまな講座があるので、時期やタイミングもあると思いますが、少しでも気になるなら、受けてみるといいと思います。
想像以上に得るものがあるっていうのが、いろいろな講座を受けた学びですね。

話し手:すがいあきこさん
聞き手:ぽぽさんおぐなつさん

パラレルワークで活躍している先輩オンライン秘書が所属する「おうち秘書サロン」。

気になる方はぜひ以下のリンクを覗いてみてください。

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この記事を書いた人

秘書歴10年以上の経験を生かしてオンライン秘書へ転向。Webライターとしても活動を開始。
企業メディアを中心に、ライフスタイル・仕事術・Webセキュリティなどの記事執筆を担当。メルマガや補助金書類作成サポートなど、幅広く手掛ける。

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