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働くママの日常をAI活用でより豊かに

今回の記事は、『おうちではたらくおしごと図鑑』のクラウドファンディングにご支援いただき「紹介記事」のリターンを選ばれた方の特別インタビューです。ご自身の事業に対する思いやこれまでの経験、挫折を乗り越えられた方法などをお聞きしています。

りこさん/オンラインサロン「AI laboratory (AIらぼ) 」オーナー

「1日30分の家族時間を増やすAI活用術」を発信しているママ。
元社畜フルタイム勤務×2人姉妹ワンオペ育児に絶望→フリーランスへ。税金が払えないド底辺フリーランスからAI活用で人生激変→200名以上が在籍するオンラインサロン「AI laboratory (AIらぼ) 」のオーナーへ。
セミナー動員数は累計2,000人以上。SNS総フォロワー数2.5万人。

目次

AIを活用して1日30分の家族時間を増やす

ーー現在の仕事内容を教えてください。

現在、私は主に2つの事業を行っています。一つは、AI初心者向けのオンラインサロン「AI laboratory (AIらぼ) 」の運営で、会員数は約200名です。ママ向けに特化した内容を提供しており、AI活用で作業を効率化し、家族との時間を増やしたいと考える多くの女性が参加してくださっています。

もう一つは、InstagramにAIを活用するコンサルティングです。Instagram運用の効率化を目指し、個々のニーズに合わせたAI活用を指導しています。このコンサルティング事業は始動したばかりで、現在はモニター生に伴走しています。

私の活動は「1日30分の家族時間を増やす」をテーマに、AIを通じて日常を豊かにすることを目指しています。

ーー今のサービスを始めたきっかけは何だったのでしょうか?

オンラインサロンを立ち上げたきっかけは、NFT※プロジェクトで出会った方から「あなたが発信しているAIの情報をいつも見て感じるのだけど、あなたはオンラインサロンに向いていると思う」と背中を押していただいたことです。オンラインで相手とすぐに打ち解けられる点や、かゆいところに手が届くようなサポート力、場を作ったり明るくしたりするのが得意だという点を褒めていただけました。

(※NFT…唯一無二の1点ものであることが証明できるデジタルデータ。)

それまで自分がサロンオーナーになるとは夢にも思いませんでしたが、その後、その方のサポートを受けて2024年1月に開設しました。

今思い返せば、人生の経験が点と点でつながったような感覚もあります。昔は教師になるのが夢で、人に教える喜びがあったんです。大学時代には、新入生が快適に学生生活を楽しめるよう、人と人をつなぐ活動をしていました。また、お酒が好きで人見知りしない性格から、宴会部長をよく担当してきたことも今に役立っていますね。

周囲の支えやご縁によってここまで来られたことに本当に感謝しています。

お酒大好き。宴会部長の、りこさん

家庭と仕事に広がるAIの魅力

ーーAIと出会ったことで、どのようないい影響がありましたか?

AIを活用するようになってから、完全リモートで働くことが可能になりました。たとえば長女が学童に行きたくないときでも自宅で見守れるようになり、習い事の送迎も可能になりました。

最も大きな変化は、時間の使い方に対する価値観です。以前はたった5分の空き時間では何もできないと考えていましたが、今では5分でメルマガの下書きやSNS投稿、音声の文字起こしまで可能になりました。AIによって時間の有効活用が進み、自分でもこの変化にビックリしています。

ーーAIの魅力や面白さについて、もう少し詳しく教えていただけますか?

最初に感じたAIの魅力は、質問に対して私のためにオリジナルの返事をしてくれる点です。今までの情報収集では、Googleでキーワードを入力し、記事を一つずつ確認しなければなりませんでした。しかしChatGPTを使うと、まるで人と会話しているようにすぐに返事が来ます。最初このやり取りは新鮮で、とても面白い体験でした。

ChatGPTは、誰でも簡単にAIを使えるようにしたと思っています。これにより、時間の効率化が誰にでもできるようになり、経済的な制約やスキル不足で諦めていたことが実現できるようになりました。AIの持つこのような可能性が大きな魅力だと感じています。

AIは難しくない、直感で使える

ーーりこさんのSNSを拝見すると、いつもとても論理的に物事を考えていらっしゃる印象を受けました。

いいえ、そんなことは全然ないんですよ。私はとても直感的な人間だと思っています。たとえば物を購入する際には、あまり他の商品と比較することなく、最初か2番目に気に入ったものを選びます。

実は理論立てて説明することや他人を論破するのも得意ではありません。私のようなタイプでも、コツさえ掴めば全く支障なくAIを使っていくことができたので、みなさんも安心してくださいね。

まずは自分が挑戦し、仲間と共に成長する

ーー仕事する上でのこだわりはありますか?

私が特に重視しているのは、一次情報です。自分がAIを使ってよかったことや、逆にイマイチだったことを一度体験して、実体験を基に情報をわかりやすく伝えるように意識しています。

やっぱりAIって、使わないとスキルが身につかないんですよね。だからみなさんに「これならできるかも」と思ってもらうことが大切で、そのためにみなさんがAIに対して抱くハードルを下げることを常に意識しています。

ーーこの仕事をしていて、どんなところにやりがいを感じますか?

サロンメンバーが新しいことをアウトプットし、できることが増えていくのを見るととてもうれしいですね。たとえばセミナーをした後すぐに、サロンメンバーの数人がAIを活用して文章を書いてKindle本を出版し、ランキング1位を獲得することもあり、コミュニティが盛り上がっています。

他にもAIを活用してLINEスタンプを制作・販売したり、塗り絵を出版したりしているサロンメンバーもいるんですよ。昨日できなかったことが今日できるようになる様子を間近で見られるのが本当に楽しく、やりがいを感じますね。

多様なニーズに応えるために周りの力を借りる

ーー逆に、仕事をしていて大変だと感じる部分はどんなところですか?

サロンメンバーが増えるほど、全員に満足していただくのが難しくなります。

特に、積極的に活動してくれる方々の意見や要望に応えようとすると、初心者の方にとっては少し難易度が高いかなと感じることもあり、全体のバランスをどのようにとるかに頭を悩ませていますね。

AIは難易度によってできることが大きく異なるため、どのレベルの内容を提供するかは常に考えています。

ーーその課題をどのように解決しようと考えていますか?最も積極的な方に合わせるという形ですか?

今はそうですね。ただ、サロンメンバー全員にアンケートを取り、より多くの声を聞くことを心掛けています。回答してくれるのは主にアクティブなサロンメンバーになることが多いのは理解していますが、それでもできるだけ多くの意見を取り入れたいのです。

あとは、私一人で抱え込まずに頼れる部分は他の方に頼るというのも大切なポイントですね。

最近はさまざまな分野で力を発揮できるサロンメンバーも増えてきたので、セミナーをお願いしたり、オフ会を開催したりしています。そういう活動がうまく機能しているようで、とてもよい方向に進んでいる感覚です。

セミナーは、AIでマインドマップを作って内容を検討。「時間のかかるセミナーの準備がAIで時短できています」と、りこさん。

AI初心者を支える場の継続と教育を広げる活動を

ーー今後の展望はありますか?

まず、オンラインサロンの運営は生涯続けていきたいですね。現在日本ではAIを活用している方は全体の1〜2割程度で、残りの8割はこれからAI初心者となる見込みです。パソコン教室が今も必要とされているように、AI初心者のサポートニーズは今後ますます増えると予想しています。オンラインサロンは、初心者の方々を支える場であり続けたいです。

また、2つの新しい取り組みを計画しています。一つは、子ども向けの無料AIオンラインスクールを開設し、経済的背景に関係なく、AIを学びたい子どもたちに学びの場を提供することです。この場では収益を目的とせず、他の事業で得た利益を活用して、子どもたちが自由にAIを学べるようにできたらいいですよね。

もう一つは、AIセミナーの講師を育成することです。AIを通じてスキルを磨いた方々が他の方に知識を伝えられるよう、サポートしていく仕組みを作っていきたいと思っています。

オンライン秘書へのアドバイス

ーー最後に、これからAIを本格的に使っていきたいオンライン秘書に向けて、何かアドバイスをお願いします。

オンライン秘書を仕事にしている方の中には、「家族を大事にしつつ自分のやりたいことを叶えたい」といった理想を持っている方もいると思っています。AIはその理想を実現へと近づけるための重要なツールです。たとえば、1時間かかっていた作業がAIで30分に短縮できれば、その時間を家族のために使ったり、夕飯の準備を早くできたりするといった価値が生まれますよね。

一部の方は「AIの進化でオンライン秘書の仕事がなくなるのでは?」と心配されていますが、それよりも先にAIをスキルとして身につけることが大切だと思っています。AIを使うことで、オンライン秘書のキャリアに新たな可能性が広がることを体感していただきたいです。ぜひ積極的に取り入れてみてくださいね。

貴重なお話を聞かせていただき、ありがとうございました。

りこさん

Instagram:https://www.instagram.com/riko_nft_crypto/
LINE公式:https://lin.ee/wGhUl7k

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この記事を書いた人

おうち秘書ナビ編集部は、私ゆりえもんを中心におうち秘書サロンのメンバーさん複数名で記事構成、記事執筆しています。

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