テレワークの普及により、時間や場所に縛られない働き方が可能になった今、注目を集めているのが「オンライン秘書」です。女性が多いイメージを持たれているかもしれませんが、実は男性も活躍できる分野なのです。
この記事では、
- 男性オンライン秘書の強み
- 仕事例
- 仕事を獲得するための3つのポイント
などについてお伝えします。
新しい働き方に興味がある方、自身のスキルを生かして活躍したい方、何かに挑戦してみたいと考えている方など、ぜひ参考にしてみてください。
オンライン秘書とは?
オンライン秘書とは、個人事業主や企業のバックオフィス業務をオンライン上でサポートする仕事です。オフィスに出勤することなく、自宅や好きな場所で仕事をするスタイルが主流で、専業・副業と、働き方も自由です。
業務内容は多岐に渡り、スケジュール管理やアポイント調整、セミナー会場手配といったパーソナルアシスタント業務から、メール対応、経理業務、リサーチなどのバックオフィス業務。また、動画編集、ライティング、画像制作などのクリエイティブ業務、SNS運用やWebサイト作成、コミュニティ運営など。
幅広く、さまざまなスキルを生かすことができます。
オンライン秘書の仕事について、詳しくはこちらの記事をご覧ください。
男性オンライン秘書ならではの強み
オンライン秘書は性別による向き不向きはありませんが、現時点では圧倒的に女性が多いのが事実です。
では、男性がオンライン秘書をする場合、どのような強みが考えられるでしょうか。
1.希少性
女性が多いオンライン秘書業界では、男性はまだ珍しく希少性が高いです。
そのため、周囲に覚えてもらいやすいというメリットがあります。
2.多様な視点とアプローチ
男性は女性とは異なる経験や視点を持ち合わせていることがあります。
女性目線とは違った視点からのアプローチや意見を提供できるので、クライアントやチームに、新しいアイデアや視点をもたらすことが期待できます。
3.社会人経験と専門知識
出産や育児、パートナーの転勤などでやむなく職を離れる女性も多い中、男性はライフステージの変化による退職は少ない傾向にあります。そのため、会社員としてキャリアを積んできた人が多く、培ってきたビジネス経験や専門知識を生かすことができ、即戦力として活躍できる可能性があります。
男性オンライン秘書の仕事例
オンライン秘書が男性に人気になり始めたことの一つに、会社員経験を生かせる仕事という点が挙げられます。また仕事の幅が広いので、自分にもできそうと思える仕事を見つけやすい点があります。
ここでは、オンライン秘書育成コミュニティ「おうち秘書サロン」に所属している男性オンライン秘書と、その仕事内容を一部ご紹介します。
エンジニア時代のスキル「要件定義」をヒアリングに活用|こばやしさん
仕事内容
セミナー企画から運営までを一貫サポート
元エンジニアのこばやしさんは、お客さまの要望を整理して何が必要か明確にする「要件定義」スキルがあります。そのスキルと経験を生かし、まだ具体的に決まっていなかった企画について、クライアントの要望を整理し、たたき台を作成。
セミナー開催にあたり必要と思うセミナー業務の流れを整理し、マニュアルを作成するなど、クライアントからとても評価されています。
こばやしさんのインタビュー記事はこちら↓
産業車両整備士から、動画編集ディレクターに|スギモトさん
仕事内容
・動画編集
・動画のクオリティチェック
・動画チーム編集者のまとめ役
もともと、スキルを身につけたくて地元の異業種交流会に参加していたスギモトさん。動画編集者の方と知り合い、ノウハウを教えてもらい動画編集のスキルを磨きながら、実際の案件にも挑戦し、動画編集者としての実績も積んでいました。
そんな中、おうち秘書サロンのステップアップ講座「秘書チームディレクター養成講座」※を受講。そのときのメンバーで動画編集チームを組んで、ディレクターとして実際の案件を勝ち取りました。
※秘書チームディレクター養成講座
おうち秘書サロンメンバーのみ受講できる、ディレクションを学べる3か月間のステップアップ講座
スギモトさんのインタビュー記事はこちら↓
コミュニティの裏方で活躍|まえたくさん
仕事内容
・コミュニティマネージャー
・オンラインスクール事務局
会社員をされているまえたくさんは、副業でコミュニティマネージャーとオンラインスクールの事務局をされています。オンラインサロンのメンバーサポートや、Discord※の動線を適宜使いやすいように整えること、毎月開催されるセミナーの工程作成やチケットの作成、告知などのセミナー開催に関わる事務業務をされています。
トップの方の発信や、チャットを常にチェックし、指示がなくても必要であればDiscordの設定を変更するなど、先回りして動いていく。それらは仕事というより趣味の領域と思えるほど、楽しみながら仕事をされています。
※Discord(ディスコード)
ボイスチャットサービス。もともとはゲームに特化したコミュニケーションツール
まえたくさんのインタビュー記事はこちら↓
仕事を獲得するための3つのポイント
オンライン秘書として活躍するために、以下3つのポイントを押さえましょう。
1.自分の強みを可視化する
まずは、自分の強みやスキルを明確にすることから始めてみましょう。今までの経験などを棚卸ししてみると、自分は何が得意でどういうことができるのか、がわかります。
客観的に知りたい場合は、仕事仲間や上司など周りの人に聞いてみるのがおすすめです。自分では強みと思っていなかった思いがけない部分を教えてもらえることがあり、客観的な評価から新しい発見につながります。
自己分析ツールや性格診断テストを活用するのも有効です。
オンライン秘書としてどのようなことができるのか、どういうことをしていきたいのか、どの部分でクライアントに貢献できるのか明確にしておくと、案件に応募しやすくなります。
2.実績をつくる
周りに経営者や個人事業主の知り合いなどがいたら、オンライン秘書を始めたことを宣言して、自分を売り込んでみましょう。知り合いで手が足りずに困っている方に声をかけてみると、意外と仕事につながることもあります。
まずは小さな仕事から受けていき、実績にしていくのがよいでしょう。周りにそういった知り合いがいない場合は、クラウドソーシングサイトなどで探してみるのも一つの方法です。
実績づくりは、自信獲得と次の仕事への足がかりになります。積極的にチャレンジすることをおすすめします。
3.コミュニティに参加する
オンライン秘書のコミュニティに参加することで、情報収集やスキルアップが図れます。交流をとおして仲間をつくると、モチベーションを維持しやすくなります。
コミュニティはオンライン・オフラインともにたくさんあります。セミナーや交流会、勉強会などに積極的に参加してみると、自分に合った場所が見つかるでしょう。
まとめ:スキルや経験を需要のあるところで生かそう
女性が多いオンライン秘書業界だからこそ、男性は希少性があり、女性とは違った視点や思考、経験などが強みになるといえるでしょう。
今まで培ってきた経験やスキルを、需要のあるところで生かしてみませんか?
男性オンライン秘書という働き方が気になる方は、オンライン秘書育成コミュニティ「おうち秘書サロン」がおすすめです。男性メンバーも増えてきており、サロン内には男性メンバー限定の少人数コミュニティ「イケダン秘書養成所」もあります。
気になる方はぜひ以下のリンクを覗いてみてください。