オンライン秘書の仕事のなかには、経営者や個人事業主の方のサポートがあります。一言に「経営者」「個人事業主」といっても、仕事の仕方や考え方は人それぞれです。
だからこそ、オンライン秘書に任せたい仕事も、クライアントごとに異なります。
たとえば、
- クライアントAさん：スケジュール管理をまるっとお願いしたい！
- クライアントBさん：スケジュールは自分で管理したい
このように、「スケジュール管理」一つをとっても、クライアントによって考え方が変わってきます。
そこで今回は、オンライン秘書に仕事を依頼する人の特徴をタイプ別に紹介します。
クライアントが増えていくなかで、タイプの違いに戸惑うことのないよう、どんな人がいるか、どう対応したらいいのかを知っておきましょう。
オンライン秘書に仕事を依頼する人の特徴3タイプ
オンライン秘書にお願いしたい仕事は、クライアントによって異なります。今回は大きく分けて以下3つのタイプを紹介します。
- タイプ1：スケジュール管理をしてほしい人
- タイプ2：事務作業をやってほしい人
- タイプ3：何からお願いしたらいいかわからない人
タイプ1：スケジュール管理をお願いしたい人
「スケジュール管理」や「タスクのリマインド（今日やるべきことを伝える）」はオンライン秘書の仕事の一つ。
「スケジュールやタスクを管理してほしい」といった依頼は多いですが、スケジュールやタスクの管理は、クライアントの性格を考慮したうえで行う必要があります。
たとえば、「スケジュール管理をまるっとお願いしたい人」がいる一方で、「スケジュールは自分で管理したい人」もいるでしょう。さらに、スケジュール管理をお願いしたい人のなかでも、「会議の予定を一気に入れたい人」と「合間に休憩を挟みたい人」など、タイプが分かれます。
スケジュール管理だけで考えても、一つの方法がすべてのクライアント望む方法であるとは限りません。クライアントのタイプに合わせたスケジュール・タスク管理を行うことが大切です。
「クライアントはどういう人か」をしっかりと観察し、その人に合った方法でサポートをしていきましょう。
タイプ2：事務作業をお願いしたい人
オンライン秘書に仕事を依頼する人のなかには、社員を雇わずに会社を経営する「ひとり社長」も多いです。ひとり社長の大変さ、忙しさはなんとなく知っている方もいるでしょう。
実際、ひとり社長は本当に大変です。社長になると、「目の前のやるべきこと」と「未来の種まき」が一気に押し寄せてきます。すると、これまで問題なくできていた事務作業が、どんどん後回しになっていくのです。
一人で業務を抱え込んで困っている経営者や、日々の事務作業に追われて「やりたい事業があるのにスタートできない」という経営者は少なくありません。
だからこそ、事務作業を頼めるオンライン秘書が必要です。
経営者が本来やるべき仕事に専念できるように、オンライン秘書ができる作業をどんどん巻き取ってサポートしていきましょう。
タイプ3：何からお願いしたらいいかわからない人
オンライン秘書に依頼したい人のなかには、スケジュール管理や事務作業のように、明確な業務が決まっている人だけではありません。
「何からお願いしていいのかわからない」
「とにかく忙しいから、助けてほしい」
のように、依頼内容は固まっていないけど助けてほしい、と困っている人もいるのです。
むしろ、依頼内容がしっかり固まっている場合は、クラウドソーシングで頼む選択もあります。
「依頼したいことが固められない」
「一緒に仕事の山を取り崩しながら決めてほしい」
といった悩みがあるからこそ、オンライン秘書に依頼するのだと思います。
このように、依頼したいことが固まっていないクライアントの場合、まずは一緒に仕事をしながら状況を把握することから始めましょう。状況を理解したうえで、課題を見つけて寄り添って、できることからサポートしていきます。
また、依頼が固まっていないクライアントは「何から指示すればいいかわからない」という状況になっていることも多いので、とにかく自分から動くことが大切です。
「自分には何ができるのか」を考えながら行動を重ね、クライアントの依頼したいことを見つけにいきましょう。
まとめ：クライアントを観察して相手に寄り添った仕事をしよう
オンライン秘書に求められる仕事は、クライアントによって異なるため、型にはまったノウハウは存在しません。クライアントAの案件でうまくいったことが、クライアントBではうまくいかない…ということもあるでしょう。
オンライン秘書の仕事は、「ライティング」「デザイン」のようなわかりやすいノウハウではなく、ある意味もっとクリエイティブな仕事ともいえます。
知識や経験をもとに自分の頭で考えて、クライアント一人ひとりに寄り添った仕事をしていきましょう。
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