SNSやチャット、コミュニティ内での書き込みなど、人目に触れるところで発信をするとき、言葉のニュアンスをどれくらい意識していますか?
実はあなたの発信する言葉一つひとつに、マインドが表れています。
この記事では、オンライン秘書サービスの会社を経営し、毎月約100人に仕事を発注している「ゆりえもん」が、発信者の言葉から見える「目線」の重要性についてお伝えします。
発信している言葉の「目線」

仕事を発注する側として、日頃からたくさんの方の発信や書き込みを見ています!
そんなときに気になるのが、発信している言葉の「目線」です。たとえば、クライアント目線で発信されている方もいれば、作業者目線で発信されているなと感じる方もいます。
どちらの目線で発信しているかによって、受け取る印象は大きく変わります。
SNSでの発信は、意外にも多くの人が目にしています。フォロワーはもちろん、同じコミュニティに所属する仲間やクライアント、仕事の発注者も見ているかもしれません。
作業者目線とクライアント目線の違い
作業者目線の言葉
- 案件を増やしたい
- 実績を作りたい
- 単価を上げたい
このような言葉は、本人はもっと頑張りたい!と前向きな気持ちで発信をしていても、発注者側、クライアント側から見たときに、やや自分本位な印象を受けてしまいます。



絶対にこのような言葉を使ってはいけない、というわけではありません。あくまでニュアンスの問題です。
クライアント目線の言葉
- 売上に貢献したい
- 事業拡大のお手伝いをしたい
- このサービスをもっと多くの人に広めていきたい
このような言葉を自然と使える方は、クライアント目線ができる方だなと感じます。
言葉のニュアンスが与える印象
どちらの言葉も、収入を増やしたい、クライアントワーカーとしてもっと上を目指したいという根本的な目標は同じかもしれません。
しかし、発注者の立場からすると、「案件を増やす」「単価を上げる」といった言葉は、「金額アップされるのかな…」と不安を感じることもあります。
一方で、「売上に貢献したい」「事業拡大のお手伝いをしたい」といった言葉を使える方は、クライアントからも頼りにされ、「この人がいないとやっていけない」「手放せない」と思われ、クライアントにとって心強い存在になれます。



収入を増やしたい、レベルアップしたい、という思いは当然のことです。
それをどのような言葉で表現するかによって、相手に与える印象は大きく変わってきます。
まとめ
普段、自分の発信する言葉を意識していなかったという方もいるかもしれません。何気なく使っている言葉でも、クライアントや発注者がその言葉を見たときに、どう感じるのかを想像し、相手目線での言葉選びを意識してみましょう。
今回の記事はstand.fm「おうち秘書ラジオ」で2024年9月に配信された内容を元に作成しています。
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