たらこさん/オンライン秘書
副業でオンライン秘書を経験し、現在はフリーランスとして活動されているたらこさん。おうち秘書サロンの第1期・2期・17期の運営スタッフを経験されています。今回はたらこさんに、オンライン秘書を始めたきっかけや現在の働き方、おうち秘書サロンでの取り組みについて伺いました。
コロナ禍の休業をきっかけに働き方を見直す
ーーオンライン秘書を目指そうと思ったきっかけを教えてください。
サービス業の会社で勤務していたときに、新型コロナウイルスの緊急事態宣言が発表されて休業になったことがきっかけです。
その影響で2か月間、仕事がなくなり、給与は支給されていましたが「このまま会社がなくなるかもしれない」という不安を感じました。
当時は社会人になって数年経った頃で、「社会で自分は何ができるんだろう」と考えていました。秘書の仕事に興味があり、インターネットで調べる中で、「オンライン秘書」という働き方を知りました。ちょうどその頃、ゆりえもんさんがメルマガ(※)配信を始めることを知り、登録しました。
※メルマガ:オンライン秘書になるための無料メール講座
ーーメルマガに登録して変化や気づきはありましたか?
メルマガのミッション(※)を通じて、オンライン秘書としての学びを得て、「ミッションで取り組んだことが仕事につながるかもしれない」と感じました。
※ミッション:メルマガの課題。ミッションには見積書作成やGoogleドキュメントを活用する課題がある。
20代で副業としてオンライン秘書を経験
ーーオンライン秘書として初めての案件はどのように獲得されましたか?
最初の仕事は、ゆりえもんさんに紹介していただき、会社員として働きながら、副業としてオンライン秘書の活動を始めました。その後、他の案件にも応募していきました。
ーーディレクターの仕事も担当されていましたね。
30人規模の案件のディレクターを担当しました。初めはメンバーとしてチームに入り、その後お声がけいただいてディレクターとして活動するようになりました。
ーーディレクターの仕事でどのようなことを意識されていましたか?
初心者が多い案件では、「やってよかった!」と思ってもらえるよう、声がけやフォローすることを意識していました。自分のチームに入ってもらったからには「案件を通じて学びがあった」「挑戦してよかった」と感じてもらえることが一番大切だと考え、対応していました。
会社を退職してフリーランスへ
ーー会社を退職してフリーランスに踏み出したきっかけを教えてください。
漠然と「いつかはフリーランスとして活動したい」という想いは持っていました。また、会社での人間関係などをきっかけに「ここで働かなくてもいいかもしれない」と思っていました。
そのように感じている中で、結婚し、夫の理解と後押しを得て、会社を退職しました。その後、フリーランスとして活動しています。
たらこさんの1日のスケジュール
オンライン秘書として活動しているたらこさんの1日のスケジュールをご紹介。

おうち秘書サロンの立ち上げと同時に入会。運営スタッフを3期経験
ーーおうち秘書サロンの第1期運営スタッフもご経験されていますね。きっかけを教えてください。
おうち秘書サロンには2020年10月、立ち上げと同時に参加しました。ゆりえもんさんから、「サロンを作るから一緒に立ち上げを手伝ってほしい」とお声がけいただいたことがきっかけです。
ゆりえもんさんとは、メルマガの特典としてZoomでお話しする機会があった他、3か月間コンサルを受けていたため、サロンが立ち上がる前からお話しする機会があり、お声がけいただきました。
ーー第2期運営スタッフもご経験されていますね。
当初は3か月限定で終了する予定のサロンでしたが、参加者から「続けてほしい」という声が多く、そのまま継続が決まりました。誰か引き継ぐ人が必要かなと思い、第2期運営スタッフも担当させていただきました。
ゼロからサロンが育っていく過程を見られたことは、自分にとって大きな財産になっています。
ーー第17期の運営スタッフに立候補された理由を教えてください。
サロン内で仕事を紹介する業務を担当しているのですが、自分のことを知らない方も多いだろうなと思い、今のサロンメンバーと交流を深めたいという気持ちがありました。また、進化したサロンでサポートしたいという気持ちも強かったです。
サロンメンバーの中には、仕事が忙しくなるとサロンから離れてしまう方もいます。そのような方も「また戻りたい」と思える居場所にしたいという想いも、運営スタッフに立候補した理由の一つです。
運営スタッフを経験して、感じたことや意識していること
ーー第1期・第2期・第17期でスタッフを経験されて、違いを感じたことはありますか?
「一人ひとりが主役になれる」という本質的な想いは変わっていないと感じました。当時と比べると、サポート体制がより強化されていると感じています。表彰制度や日報(※)のカウント、月間チャレンジ(※)の取り組みも増えています。
※日報:おうち秘書サロンには、毎日の仕事や感じたことなどを投稿できる部屋がある
※月間チャレンジ:おうち秘書サロン内で毎月テーマが決められ、Xで投稿する
今はイベントに関するお部屋もあり、整備されているなと感じました。イベント告知用のアイキャッチ画像も作成されていて、以前よりもわかりやすく告知されていると感じました。
第17期運営スタッフを担当した際に、マニュアルを見たら、歴代スタッフの熱い想いがぎっしり詰まっていて、目の奥が熱くなりました。一人ひとりがサロンのことを考えて動いている結果がここにあると思うと、「より頑張ろう」と思うようになりました。
ーー運営スタッフとして活動する中で意識していることはありますか?
イベントに参加した方が少しでも「楽しそう」「自分も挑戦してみたい」と思ってもらえるように活動しています。イベント参加がきっかけとなって、次につながる活動をしていただけたらうれしいです。参加した方にとって、意味のある時間にしてもらいたいと思っています。
「みんなが笑顔になってくれたらうれしい」という気持ちも込めて、運営スタッフの活動をしていました。
おうち秘書サロンの朝活を立ち上げる
ーーサロンの代表的な文化である「朝活」の立ち上げメンバーと伺いました。
ゆりえもんさんやサロンメンバーから「別のサロンで朝活をしている」と聞いて、「それならおうち秘書サロンでもやりたい」と思い、「私が朝活を立ち上げて引っ張ります!」とお伝えして、「朝活マネ(※)」と名乗りスタートしました。
※朝活マネ:朝活マネージャー。おうち秘書サロン内の朝活で、始まりのアナウンスをする
当時は「私がやめたら終わるかもしれない」と思っていたのですが、今でも朝活が続いていて、サロン内の代表的なコンテンツになっていると思うと、とてもうれしいです。
今後は、若い世代に「オンライン秘書」という働き方を伝えていきたい
ーー今後、挑戦したいことを教えてください。
音声配信を継続させたいです。2020年から2021年頃にstand.fmで少し配信していたのですが、その後止まってしまいました。フリーランスとして活動しているので、再チャレンジしたいと思っています。
※たらこさんのstand.fmの配信はこちら

長期的な目標としては、若い世代に「オンライン秘書という働き方がある」ことを伝えていきたいです。私は20代前半で、副業でオンライン秘書の活動を始めましたが、同世代はまだ少ないと感じています。
今後は、副業やフリーランスとして、オンライン秘書の活動ができることを知ってもらい、オンライン秘書の市場を活性化させていきたいと考えています。
話し手:たらこさん https://x.com/Tattara_Taraco 聞き手:きみぃさん https://x.com/kimmystyle |
今回の記事はstand.fm「おうち秘書ラジオ」で2024年11月に配信された内容を元に作成しています。
音声で聞きたい方は、ぜひ「おうち秘書ラジオ」をチェックしてみてください。

クライアントワークを主軸に活躍する先輩オンライン秘書が所属する「おうち秘書サロン」。
気になる方はぜひ以下のリンクを覗いてみてください。
