事業を続けている中で、「以前とは違う悩みが増えてきたな」と感じることはありませんか。
この記事では、在宅ワークの先生であり「おうち秘書サロン」オーナーのゆりえもんが、事業のフェーズによって変化した課題について、実体験に基づいてお伝えします。
作業を手放し、自分のやるべき経営業務に取り組む

2024年は事業のフェーズが変わった年でした。
変化に伴い、メンバーの得意分野を活かしたチーム作りにも取り組み、業務を依頼していくことで、経営者が本来取り組むべき業務に集中できるようになってきました。
適材適所を意識したチーム作り
以前は、同じ方に集中して業務を依頼していたため、1人のメンバーに依存してしまうような仕事のやり方をしていました。
同じ人に多くの業務を任せると、どうしても負担が偏ってしまいます。また、その人の得意ではない業務を任せると、力を十分に発揮してもらえないと感じる部分もたくさんありました。
このような経験から、適材適所で仕事を依頼していくことを意識したのです。そうすることで、いいチーム作りができていると感じるようになりました。多くの方に協力いただき、各チームの運営も安定してきました。
依頼業務を増やして、経営者としてやるべき業務に取り組む



自分がやらなくてもいい業務は、思い切って人に任せるようにしました。
人に依頼する業務が増えましたが、自分自身がやらなければいけないことも増えてきました。人にお願いすることを増やしたら、「自分は楽になるんじゃないの?」と思う方も多いかもしれないですが、逆なのです。
今までの私は、データ入力や電話対応、メールの対応などのクライアントワーカーとしての活動も行っていました。そのような仕事もやりながら、オンラインサロンの運営や講師、コンサルティング業務、コンテンツの開発など、いろいろなことに対応していたのです。
そのため、常に忙しく時間がないことを言い訳にして、経営者がやるべき「経営に向き合うこと」から逃げていた部分もあったと思います。
最近は、私がやらなくてもいい業務を少しずつ人にお願いすることで、経営に向き合う時間が増えてきました。手を動かす業務よりも、考える作業や人と話すことが増えたと実感しています。
持続可能な組織を作ることが課題



今の課題は、私が1週間いなくても事業が回る組織を作っていくことです。
現在は順調に進んでいても、今後何があるかわかりません。私がいなくても組織が動いている状態を、経営者として作っていかないといけないと感じています。
今まではマンパワーでなんとか業務を進めていました。気合いで仕事を終わらせたり、夜中まで仕事したりすることもあったのです。
でも今は、事業規模も大きくなり、クライアントや一緒に仕事をするメンバーも増えてきました。そのような人たちをしっかり守って、事業をちゃんと継続させていくためにも、以前のような無理をして仕事を進めていく方法はいけないなと思うようになりました。
まとめ
事業のフェーズが変わると、抱える課題も大きく変化していきます。現場業務から経営業務へのシフト、持続可能な組織作りなど、事業の成長とともに課題は変わっていきます。
今の悩みと半年後や1年後の悩みは、少しずつ変わっていきます。目の前のやるべきことをしっかり実行してみてください。
今回の記事はstand.fm「おうち秘書ラジオ」で2024年12月に配信された内容を元に作成しています。
音声で聞きたい方は、ぜひ「おうち秘書ラジオ」をチェックしてみてください。


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