こらさん/デザイナー
妊娠を機に会社員を辞め、フリーランスのデザイナーとして活躍している「紙おたく」である、こらさん。
今の仕事に至るまでや、ご自分の講座、目標達成会などについて伺いました!
紙への想いから始まった今の仕事
今の仕事を教えてください。
SNS運用代行が中心で、Instagramの画像制作とデザインを担当しています。他には、スポットでバナーや名刺、チラシなどの印刷物のデザインも請け負っています。
こらさんといえば「紙おたく」ですよね?
はい。新卒で印刷会社に入社して、紙の魅力に心を奪われました。結婚を機にその会社を辞めて、離れたことで紙への情熱がより高まりました。
妊娠や出産を念頭に働き方を考えたときに、紙に携わる仕事をしたい、在宅で自分で仕事をやってみたいと思い、オンラインでの仕事スタイルに行き着きました。
デザインも含めて、今の仕事はすべて紙への想いから始まっています。
仕事獲得の道のり
印刷会社を辞めた後、最初はDTPデザイン※の仕事に就きたくて勉強を始めました。でもすぐに妊娠がわかって、勉強しようと思い修行のつもりで入ったネット印刷会社での事務兼デザイナーのアルバイトでしたが、妊娠中の体調不良などで辞めざるをえなくなりました。
どうしたらDTPデザインができるだろうと考えたときに、デザイナーを仕事にしたら、巡り巡ってDTPデザインに辿り着けるんじゃないかと思いました。それで、デザイナーの勉強をしながら、ネットを中心にデザインの案件を探していきました。
バナー作成の仕事に応募したり、クラウドソーシングで公募していたコンペに応募したりして、単発で仕事を受けるようになりました。
※DTPデザイン:印刷物のデータをパソコン上で制作すること
DTPデザインをやりたくて、そのきっかけとしてデザイナーの仕事をしようとしたんですね。
はい、最初はそこから始めました。結局クラウドソーシングだと単発で終わってしまい、仕事というより趣味みたいになってしまって、それは変えたいと思いました。
どうしたら継続の仕事になるんだろうと考えて、辿り着いたのがSNS運用代行です。Instagramの投稿画像を作るデザイナーも需要があるぞと聞いて、Instagramの画像制作の仕事を探していきました。
そして今のクライアントに出会い、Instagramの運用代行として継続して仕事をいただいているのですが、それが今の仕事のベースとなっています。
クライアントと出会ったときは、何か発信をされていたんですか?
当時、Twitterやブログで細々と発信していましたが、Instagramの運用代行をしたいと思ったときに、自分ができないといけないと思いました。それで、画像を作るというよりは、まず投稿してみようと思い、息子の成長記録のアカウントを作って、たまにCanvaで作った画像を上げていました。
そういうところから仕事獲得につながったのですね。
クライアントと出会って、画像制作の担当として一歩踏み出すことができたのは、実際に自分のInstagramのアカウントを運用してみたのが大きいと思います。
クライアントが画像制作者を募集しようとしている話を聞いたときに、ポートフォリオとして自分のアカウントを提出したら、採用してもらえました。発信していてよかったなと思います。
これを聞いているSNS運用代行を目指している方は、今すぐ始めたほうがいいですね。
チャンスがあったときに出せるものがあると大きいかなと思います。
いつチャンスが転がってくるかわからないから、準備しておくのがいいですね。
おうち秘書サロンに入ったきっかけ
SNS運用代行のチームにいくつか所属しているんですが、そのチームの方が数名入っているオンラインサロンがあったんです。それがおうち秘書サロンでした。
私はそのとき、コミュニティにもサロンにもどこにも入らずに一人で突き進んでいたので、サロンに入っている方がみなさん「すごくいいよ」と言っていたので入会しました。
「名刺づくり講座」ができるまで
SNS運用代行もスポットでデザインを請け負うのもクライアントワークで、仕事は楽しいのですが、クライアントが主体です。出産前後で迷惑をかけてしまったり、仕事を減らしたり、不安定というか自分にとってマイナスの面も見えてきたんです。
仕事が減って不安だったのもあって、自分主体でどうにかできないかと考えるようになりました。自分の商品が一つでもあって、それを柱として持っていたら全然違うのではないかと思いました。
何かやりたいなと考えているときに、ゆりえもんさんがコラムに「商品づくり講座をやります」と書いていて、これだ!と思いました。
自分のタイミング的にもバッチリで、「商品づくり講座」を受講しますと手を挙げて、ゆりえもんさんとマンツーマンで、私の商品になる「名刺づくり講座」を考えました。
実際にご自分の講座をされてみてどうですか?
名刺づくり講座は「1か月で自分の名刺をつくる」というもので、3期やりました。紙やデザインについての知識や愛を披露させてもらえる場があって、それが喜んでもらえるのがすごくうれしいです。
自分が当たり前に思っていたことでも喜んでもらえて、学びになったと言ってもらえて、私のほうが新しい気付きをもらいました。
新鮮で楽しい時間ですね。
講座からコミュニティに発展
講座はDiscordでグループワークで行っていますが、私の想定していなかったことが起きたんです。同じ時期に参加した受講生さん同士がすごく盛り上がっていて、講座がコミュニティになったんです。
最初はコミュニティにしようとは思っていなかったんですか?
はい。グループワークなので、受講生のみなさんの質問が見えたほうがいいなと思い、Discordでサーバーをつくったんですが、コミュニティにしようとは思っていませんでした。でも受講生さんの間でコミュニケーションが生まれていて、活発なやりとりがあって、コミュニティ化したのが面白いと思います。
盛り上がっているので、3月にみんなでオフ会で「紙博」に行こうと計画しています。作った名刺を持って、みんなで交換したいです。
今後の開催予定は?
開催日程が決まったら、Xかnoteでお知らせします。
おうち秘書サロンの部活「目標達成会(WOOP会)」発足の経緯
こらさんは、サロンで「目標達成会(WOOP会)」を立ち上げていますが、立ち上げた経緯を教えてください。
年末に1年の振り返りと来年の目標を立てたときに、この1年は出産があって、オンラインで仕事を始めるようになって、新しいことを始めた変化の年だったなと思いました。
2024年はもっとアグレッシブに、変化に対応していける年にしたいなと思ったんです。
そこで目標を達成する方法を、YouTubeをたくさん見て調べました。メンタリストのDAIGOさんが紹介していた「WOOP」※という方法が目標達成効果が高いとのことで、やってみたいと思いました。
※WOOP:目標達成に有効とされるメソッド。Wish(願望)Outcome(結果)Obstacle(障害)Plan(計画)の4つのステップで構成されている。
それがきっかけで、サロン内のコラムにWOOPについて書きました。反応があったらサロンの方たちを巻き込みながらやりたいなと思ったんです。自分一人だと自分のことを後回しにしてしまうので、人を巻き込まないと動けないタイプなんです。
コラムに投稿したら、興味あると反応してくれた方が何名かいて、自分で書いた手前引くにひけなくなって、やるしかない状況になりました。それで、3か月限定の部活を立ち上げて、3月末までやることになりました。
この収録が2月の中旬なんですが、始めてみていかがですか?
めちゃめちゃ効果があります。私の今年1年の目標は「自分の時間にゆとりを持つ」「効率化して、夕方以降は将来に関わることをやる」など、仕事以外に子育てにも目を向けられたらなという思いがあります。
その中でも具体的に「朝活で時間に余裕を持つ」と決めて、朝早めに起きるようにしました。1月の時点では6時30分に起きていたのが、6時に早まり、今は5時45分には確実に起きられるようになりました。この調子で5時30分起床を目指しています。
こらさん、夜型ですよね?
そうなんです。元々は夜型でした。でも今は朝型になりました。
断捨離してみたり、Notionのタスク管理に乗り出したり、そういうことを朝活時間にしています。それもWOOP会で立てた目標なんです。
効果があるんですね。
ありますね!WOOP会は週1、月1で何回も振り返りをして、同じでもいいので目標を立て直して見直すことが大事なんです。
みなさん一歩ずつ進んでいて、いい効果が出ていると聞いています。
部活としては3か月限定かもしれませんが、一回やってみるといいかもしれませんね。
私は今後も続ける予定です。
こらさんの1日のスケジュール
現在二人のお子さんの子育てをしながら、在宅で仕事をしているこらさんに、1日のスケジュールを伺いました。
今後の抱負
今は子ども達が小さいのですが、自分の好きなことや将来の夢を持って、仕事をしたり活動したりできるようになりたいと思っています。
アクセル全開ですね。
基本走っていますね。欲張りなんです。諦めたくなくて。これからも猛ダッシュで向かって行きたいなと思っています。
応援しています。
こらさんの「名刺づくり講座」に興味のある方は、こちらの記事をチェックしてみてください。
今回の記事はstand.fm「おうち秘書ラジオ」で2024年3月に配信された内容を元に作成しています。
音声で聞きたい方は、ぜひ「おうち秘書ラジオ」をチェックしてみてください。
クライアントワークを主軸に活躍する先輩オンライン秘書が所属する「おうち秘書サロン」。
気になる方はぜひ以下のリンクを覗いてみてください。